花粉症外来
allergy to pollen
花粉症外来とは
花粉症の治療は耳鼻科や眼科にかかると思われがちですが、内科でも検査・治療をしています。花粉症は突然発症し、一度発症するとなかなか治りにくく、例年患者数が増加傾向にあります。飛散した花粉が鼻や目の粘膜に付着してアレルギー反応が起こります。アトピー性皮膚炎、気管支喘息などと一緒に発症してしまう人が少なくありません。当院では、アレルギー検査をはじめ、花粉症とうまくお付き合いができるよう辛い症状を抑える内服薬や点眼薬、点鼻薬の処方をしています。ライフスタイルや、ご希望に合わせて治療方法を提案いたしますので、まずはお気軽にご相談下さい。
よくある花粉症の症状
- くしゃみを頻発する
- 鼻みず、鼻づまり
- 目のかゆみ、充血
- 目やにが出る・涙目
- 喉にかゆみがある
- 皮膚にかゆみがある
- 頭痛がある
- 肌荒れ
- 体のほてり・倦怠感
花粉飛散の時期と種類
地域によりますが花粉症は春に飛散ピークを迎えるスギやヒノキだけではなく、1年中さまざまな植物の花粉が飛散しています。 特に関東では季節を問わず、いつまでも花粉が飛散し、花粉の種類もかなり多くあります。
- 2~4月 スギ花粉
- 3~5月 ヒノキ花粉
- 2~12月 イネ科
- 8~10月 ブタクサ
- 8月末~11月 ヨモギ
アレルギー検査
39項目のアレルギー検査
少量の採血で39種類のアレルゲンを検査することができます。毎年目がかゆくなる、鼻水が止まらない時期がある、ある 食べ物を食べたら蕁麻疹が出てしまった、などお持ちのアレルギーを一通り調べたい方におすすめです。花粉症やハウスダ ストを調べることもできます。特に花粉症の患者様は野菜や果物にアレルギー反応が出ることもあるため、花粉症の疑いが ある方は、一度一通り調べてみましょう。
検査でわかる項目
吸入系アレルゲン
(吸い込んで体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの)
室内の塵:ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト
動物:ネコ、イヌ
昆虫:ガ、ゴキブリ
樹木:スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
草:カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
カビ:アルテルナリア(スズカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア、ラテックス
食餌系アレルゲン (食べて体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの)
卵:卵白、オボムコイド
牛乳:ミルク
小麦:小麦
豆、穀物、ナッツ類:ピーナッツ、大豆、そば、ごま、米
甲殻類:エビ、カニ
果物:キウイ、りんご、バナナ
魚、肉類:マグロ、サケ、サバ、牛肉、豚肉、鶏肉
費用
保険が適用できる検査で、約6000円ほどです。
8項目のアレルギー検査
指先からの採血のみで、8項目のアレルゲンを調べることができます。痛みが少ないのでお子様や、注射が苦手の人も安心 して検査することができます。20分で結果がわかるため、お忙しい方にもおすすめです。
アレルギー検査の流れ
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❶ 指先から採血をします
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❷ 20分で結果がわかります
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❸ 医師と検査結果を確認します
検査でわかる項目
ハウスダスト系アレルゲン
室内の塵:ヤケヒョウヒダニ
動物:ネコ、イヌ
花粉系アレルゲン
樹木:スギ、シラカンバ(属)
草:ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ
費用
保険が適用できる検査で、約4000円ほどです。